もう今までの家づくりでは大切な家族は守れない。
自然災害・コロナ禍・電気料金高騰が
さらに津波のように押し寄せる現代。

家は家族です。急速に変化する私たちの暮らしは、これからも大きな渦に巻き込まれることでしょう。
自然災害、異常気象、感染症は、いつ何時私たちの暮らしを脅かすかわかりません。
家族の生活を守り、大切な時を刻み続けていくために、時代が大きく変わる今こそ
これからの暮らし方をもっと考えなくてはなりません。
では、家づくりはどうあるべきか。大切なことを「5つの約束」にまとめました。
これらが叶えられた「スマートハウス」だからこそ、私たちの暮らしは安心できる時代になるのです。

夏の暑い日差しを遮り、冬の暖かな日差しは家の奥まで差し込むように考えられたパッシブ設計は、なるべく機械に頼らず自然のエネルギーを最大限活用してくれます。また、気圧調整式第一種全熱交換気システム「エクリア(AIR CREAR)」を採用することで、給気する空気量が多く、排気される空気量が少ない「正圧」の空気環境を実現。足元から天井まで全室同じ温度・湿度で暮らせる快適な空間が叶いました。さらに、家じゅうの空気を2時間に1回入れ替えてくれるので、コロナ禍でも安心。壁に大きな穴を開ける第三種換気システムとは違い、高気密住宅が実現でき、断熱性能、省エネルギー性能の指標となる外皮平均熱貫流率(UA値)を少なくすることで、この家の自家消費電力(kWh)を極限まで抑えています。

2022年2月、ロシアがウクライナに侵攻して以来、電力逼迫に加えて電気料金が家計を圧迫し続けています。火力発電で発電するための資源を海外に依存していることが原因です。再生可能エネルギーを代表する太陽光発電は日中の晴れた日しか発電できないことで、電気が余り買い取ってもらえない日が増えています。オール電化住宅にいたっては、原発が停止して以降、安かったはずの深夜電力料金は日中並みに高騰しています。発電した電気を蓄電池やEV車に蓄えて夜も電気を買わない暮らしができるスマートハウスを選ぶ家庭が増えているのは当たり前のことなのです。経済産業省が推し進める家で発電した電気を電気が足りない家庭に直接供給できるVPP(バーチャル・パワー・プラント)社会はすぐそこまで来ています。電気が足りない夜に日中蓄えた電気を高額で売電できるFIP制度に合わせたスマートハウス以外は価値がなくなるのです。カーボンニュートラルというCO2を削減することで地球温暖化対策に貢献して地球環境に優しい家で未来の子どもたちに安心を創生してください。

異常気象により、同じ場所にいつまでも長雨が続く「線状降水帯」が発生し、河川の氾濫など予測できない自然災害が発生しています。上陸回数の増えた台風は今後さらに大型化し、未曽有の被害をもたらす可能性もあるでしょう。今やハザードマップで指摘されている場所以外でも発生する恐れがある自然災害。これからは、過去の災害の経験をAIクラウドHEMSに学習をさせて新たな災害を“予測”して備えること、被害に遭って電力や水の供給がストップしても、自力で速やかに復旧できる“回復力”を持つことなど、すなわち「レジリエンス性能」が求められています。さらにコロナ禍により、各市町村に設置された避難所ではクラスター発生のリスクがあり、これまで実施していた防災が通用しない可能性が高く、今後の家づくりでは感染予防を踏まえた対応を行う必要があります。すなわち、緊急時には「家が避難所」であることが大切なのです。

新型コロナウイルス感染症は変異株の発生で終息の兆しが見えない中、ワクチン技術の開発が進むなど、新たな局面を迎えています。家の空気環境をはじめ、消毒、殺菌、マスク携行など感染予防という新しい習慣など、過去に経験したことのない生活習慣を強いられている私たちの暮らし方には大きな変化が起こりました。それらは家づくりも同様で、もはや過去の常識で家をつくること自体がリスク化しています。住生活環境の変化を素早くとらえ、間取り、性能、制御に対応する家づくりは、生涯にわたり完成品はないと考えています。私たちの暮らしは今後も経験したことのない出来事に遭遇するでしょう。変化に対応できる家づくりには余念がないのです。

「家づくりは人生最大のイベント」と言いますが、それは過去のカタチです。私たちの暮らしを支える仕事は今、大きな局面に差し掛かっており、同じ場所で暮らしを維持することすら困難な時代なのです。20年も経てば子どもたちも巣立ちます。その家をリノベーションすることより家の品質や性能が維持され続ければ、新たな家族が住み続けられるはずです。35年という長期にわたって同一の場所で暮らすことを前提で建てる家づくりには限界が来たかもしれません。自分中心の家づくりから次の世代がよろこんで暮らせる家づくりへ、時代は大きなパラダイムシフトが求められています。ウッドショックや半導体不足などを考慮して私たちが地球環境に優しい家づくりをしなければならなくなったのです。ストック型住み替え住宅へと家づくりは大きな転換期を迎えたのです

1| パッシブデザイン

自然の恵みを活用して、心地よい室内空間をデザイン

夏の直射日光は軒の庇が遮り、冬の暖かい日差しは2層のFIX窓を通って建物の奥まで入ります。左右の袖壁は暴風を防いで家を守るとともに、隣地からの視線を遮って覗かれないように工夫されています。気温が最も高くなる大暑の時期の入射角70度の太陽の日差しは外付けブラインドで遮ります。

夏の太陽光を軒や庇で遮り
涼しくします

冬の太陽光を室内に取り込み
部屋をポカポカにします

2| 窓(開口部)

熱の出入り口である窓は断熱性能に大きな影響を与える

夏の暑さは窓から侵入して、冬の温めた暖気は窓や換気口から逃げていきます。家の断熱性能を高めるうえで重要なことは、窓を“透明な壁”ととらえ、開口部であるガラス部分から流出する空気をシャットアウトすることです。そのためには、高性能なトリプル樹脂サッシを採用するなど、窓(開口部)にも十分な断熱・気密性能を持たせることが、必要不可欠です。

3| 気圧調整式第一種全熱交換気システムエクリア(AIR CREAR)

気圧調整式第一種全熱交換気システム「エクリア」

気圧調整式第一種全熱交換気システム エクリア(AIR CREAR)は、大きな虫やゴミを遠心力で弾き飛ばす「サイクロン式給気フード」と、花粉や黄砂、PM2.5などの微細な汚れを約99%除去する「給気清浄フィルター」、家全体を「正圧」にするという3種ブロックで、有害物質の住宅への侵入を防ぎます。家中の外気の温湿度を計測し、住宅内を理想の温湿度に自動で制御するIAQ(インドア・エア・クオリティ)機能が住宅内の温湿度を一定に保ちヒートショックのないきれいな空気環境を実現します。

IAQ制御搭載の熱交換気システムが
四季にあわせて快適な空気環境を創ります。

日本には四季があり外気の温度・湿度が変化しますが、PanasonicのIAQ(インドア・エア・クオリティ)制御により、
家じゅうの給気・排気量と熱交換気、普通交換という湿度調整を自動で行います。
それにより1年中一定の室温に保て、快適な空間をもたらします。

4| 気圧調整

家じゅうの気圧を高めた健康な暮らし

気圧の変動で健康が損なわれる気象病。特に昨今は異常気象による低気圧が原因で頭痛や血圧障害が発生しているといいます。これらは室内の気圧も影響しており、気圧調整式第一種全熱交換機システムによって「正圧」という室内の空気の圧力が室外より高い状態を保つこと(室内を空気いっぱいにすること)で和らげることができます。換気性能とウイルスの除去も考慮した家づくりが大切です。

屋根いっぱいに設置した太陽光パネルが発電する電気で日中の自家消費電力を賄い蓄電池やEV車に蓄えた電気で夜の自家消費電力を賄います。
また、日中の発電時や悪天候に日でもAI制御のHEMSがエコキュートの湯増しをどのタイミングで行えば効率的か制御してくれます。

1| AIクラウドHEMSで、発電した電気でエコキュートの湯増し

高騰する深夜電力での湯増しをやめて
晴れた日は太陽光発電で、
雨の日はその日の最安値の電気で湯増し

3.11以降、深夜電力は値上がりし、近い将来廃止される可能性があります。住宅設備で最も大量の電気を使うエコキュートの湯増しは水道水温が低くなる冬には5kWh消費します。逆に夏は水道水温が高くなるので2kWh程度です。発電ができない積雪地では冬の電気は購入しなければなりません。逆に真夏は大量の発電ができるメリットもあります。それぞれの地域の特性を活かした発電をAIが学習することで、年間を通した自家消費電力の最適化をAIが制御します。こうした1年を通した電力の自家消費分をうまく調整することが大切です。

2| 電力の需給バランス・住宅設備を制御するAIクラウドHEMS

ECHONETLite対応家電
すべてを読み取りスマホで確認

FIP買取制度では、日中に蓄えた電気を市場価格が高い時に売電できます。リソースアグリゲーターが出す売り買いの指令は、すべてAIクラウドHEMSが制御。住宅内にあるすべてのloT住宅設備の制御も行います。

3| 大容量太陽光発電システム

1㎡あたり0.21kWの108枚セルの
高効率高出力単結晶パークセル
太陽光発電モジュール

国内トップクラスの変換効率21.2%の415W単結晶太陽光発電モジュールは、業界初の10年経済損失補償と25年のリニア出力保証付き。 モジュール出力の不具合により生じた売電収入の経済的損失を補償し、最大出力が規定の出力保証値を下回った場合は、無償で修理・交換ができます。

4| 蓄電池から最大3kWの電力供給

100V/200V機器対応全負荷型
FIP買取制度*3対応蓄電池

停電時などに家中の電気を全て賄うことができる全負荷型の蓄電池。4人家族が消費する夜の自家消費電力8kWhに対応でき、非常時でも家中のコンセントが使え、IHキッチン、エアコン、エコキュートの湯増しなど、200Vの設備も使用できます。また、最大出力3kWで電気を買わない自給自足の暮らしにも貢献。日中に太陽光発電から3kWの充電ができます。

5| EVから最大6kWの電力供給

V2H/V2Xシステムの設置で住宅が大発電所に

EVは移動式蓄電池と捉えると1台で2役を担っています。EV専用パワーコンディショナ(V2H/V2X)との接続でEVに最大6kWの電力を充電、家への給電が可能になりました。また家が充電ステーションのため、EVスタンドで充電するのは長距離の運転時のみです。このEVがもたらす経済効果は近未来の私たちの暮らしにとって、とても大切な“住宅設備”となるのです。

創出されるエネルギーは住宅内の高効率化された設備と併用で、消費するエネルギーを上回ります。
さらにEVを所有すれば、より経済効果が高まり、
高断熱性能により自家消費エネルギーを削減し、家計を更に助けてくれます。
HEMSによる住宅内設備の一括制御は、無駄のない地球にやさしい暮らしをサポートしてくれます。

EVは移動式蓄電池と捉えると1台で2役を担っています。EV専用パワーコンディショナ(V2H/V2X)との接続でEVに最大6kWの電力を充電、家への給電が可能になりました。また家が充電ステーションのため、EVスタンドで充電するのは長距離の運転時のみです。このEVがもたらす経済効果は近未来の私たちの暮らしにとって、とても大切な“住宅設備”となるのです。

まもなくスタートするEV社会を見据えたガレージインタイプ。
非常時に備えエコキュート・蓄電池・V2Hなどもガレージに設置します。
EVの充電は雨の日の野天では漏電の危険性があるため屋根下充電が基本です。

住宅の屋根に充分な太陽光発電を設置できない場合にはEV専用カーポートで発電量を補い、
セキュリティを守るシャッター付きで防犯性を高め、悪天候時でもEVに充給電できます。

澄んだ空気環境と、正圧でヒートショックのない
家族の健康を第一に考えた心地よい住まいです。

ダイニングテーブルがテラスとつながる「うちそとテラス」で、
アウトドアとインドアはおうちでできます。

日射を遮ったり、
取得したり遮音と遮温ができる高性能窓。

センターキッチンでママの家事動線をより短く
家族と一緒にテレビ、お風呂、勉強など家族の幸せが見渡せます。

日中は照明を点けない明るい家がスマートな暮らしです。

テレワークするご主人・勉強熱心なお子様も
そっとママの視線に入ります。

料理を日常的にされるママにとって、充分すぎるほどのキッチン収納。
手家電や食器などのキッチン小物を手の届く高さに整理整頓できます。

食品や日用品は、まとめ買い。また、
万一の備蓄・防災ストッカーとして蓄えておくことができます。

家族の「ただいま」と「行ってきます」が>交差する
普段着収納のユーティリティスペース。

脱衣・乾燥室に夜、干した洗濯物は正圧の空気で朝には乾いてます。
そのまま、引き出しにしまえてとってもラクちん。

1日のはじまりは、身だしなみ、お化粧を整える洗面化粧台から。
家族みんなが毎日使う場所だから、いつも清潔に。

大きな採光窓がある広い玄関ホール。
手の届く高さにシーズンごとの靴が収納できるので便利です。

「家族の図書館(本棚)」は、お子様が本を読む習慣が自然と身につき、
片付け上手に育ちます。

今の季節、お気に入りの服は左右のフロントクローゼットへ。
衣替えした衣類や、ウォークインクローゼットへ。

段差のないフラットバルコニー

IoTプラットHOMEとは、住宅内のすべての設備がAIクラウドHEMSに繋がり、
暮らしを最適化してくれるシステムのことです。